4D Chart v13

CT EVENT FILTER

ホーム

 
4D Chart v13
CT EVENT FILTER

CT EVENT FILTER 


 

CT EVENT FILTER ( area ; filter ) 
引数   説明
area  倍長整数 in 4D Chartエリア
filter  倍長整数 in 処理するイベント

説明   

CT EVENT FILTERコマンドは、areaのオブジェクトメソッドを実行させるイベント、または実行するイベントメソッドを指定します。

デフォルトで、4D Chartエリアに割り当てられたオブジェクトメソッドは、ユーザがエリア以外のオブジェクトを選択したときに実行されます。CT EVENT FILTERコマンドを使用して、メソッドを実行する他のイベントを指定することができます。更に、CT ON EVENTコマンドでインストールされたメソッドも実行できます。

filterにはイベントコードの加算値で、使用するイベントを指定します。下記にイベントコードを示します:

イベント
-1すべてのイベント
0イベントなし
1エリア作成
2エリア削除
4エリアのアクティブ化 (クリックまたは前面になった)
8エリアの非アクティブ化 (エリアがアクティブでなくなった)
16オブジェクト作成 (作成、ペースト、複製)
32オブジェクト削除 (削除、カット、クリア)
64Ctrl+Click (Windows) または Command-click (Macintosh), オブジェクト上でなくてもよい
128オブジェクトが移動された (整列、移動など)
256オブジェクトのサイズが変更された (矢印キー、ドラッグなど)
1024選択されたオブジェクトの変更
2048ダブルクリック
4096オブジェクトが作り直された

areaに対して-1を指定すると、イベントフィルタはフォーム上、およびプラグインウインドウ内で新たに作成されるすべての4D Chartエリアに対するデフォルトフィルタになります。

例題  

以下の例は、チャートエリアのオブジェクトメソッドによってトラップされたデフォルトイベントのリストに対して、Ctrl+click (Windows) / Command+click (MacOS) と ダブルクリックを追加します。

 CT EVENT FILTER(Area;64+2048)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D Chart
テーマ: CTエリアコントロール
番号: 14514

 
目次

コマンドリスト (文字順)

 
履歴 

初出: 4D Chart 1

 
参照 

CT Last event
CT ON EVENT